■目的地：大岩ヶ岳（384.3m）・東大岩ヶ岳（Ca365m）　＜山域：北摂・神戸市北区・兵庫県宝塚市＞
■2.5万図：武田尾
■日にち：2012年11月25日(日）
■天気：晴れ
■同行者：単独
■コースタイム：
　　千刈旧浄水場駐車場 発(9:50)～大岩ヶ岳（11:15）～東大岩ヶ岳（11:30-11:55）～竜ノ背～
　　牧場下流の谷（12:25）～千刈湖岸～大岩ヶ岳東鞍部（13:10）～314mP～鉄塔#178(14:00)～
　　東山橋(14:25)～千刈旧浄水場駐車場 着(14:40)

　やっぱり青空はすごい、たいしたもんです。

　北摂もあちこちで黄葉があふれかえり、どこに行こうか、なかなか決まりません。
迷ったあげく、この冬によく通った大岩ヶ岳や千刈水源地辺りにしました。
よく歩いていたので黄葉の頃はどうかなと気になるポイントがいくつかあります。
10時前に千苅旧浄水場駐車場を出発。

　湖畔の道から大岩ヶ岳への取り付きが意外と先の方だった。
よく考えるとこのルートで登るのは１６年振り。(^^;;

順調に高度を上げて、ニセピークも二つこなすと、尾根の周りに黄葉や湖畔の景色が広がる。

山頂は先客２名様。お決まりの写真を撮って東大岩へ。
途中のCa350P北の巻き道にヤマアジサイの黄色い葉が浮かぶように並ぶ。いいなぁ。
静かな東大岩で昼食。青空の下、いい眺めです。

　竜ノ背に向かう。おっと、気づかなかった先客１名様。
竜の背の北にも踏み跡が続いている。予定外だが気になる湖畔の林に下りてみたいので
尾根を北へずんずんと進んでいく。黄色の残置テープからもいつしかはぐれてさらに北方向へ
低木ヤブをこぐと植林の下の沢に下りた。
あとで調べたら、上流は牧場なので歩いたことがあるはずなのだが、とんと記憶にない。
西に向かえば水源地湖畔に着くだろうとしっかり踏まれた小径を行く。
見覚えのある小橋を渡って南に採る。水源地の水量は多め。水鳥が驚いて飛び立った。

　大岩ヶ岳の黒い北面が見えるようになると、気になっていたクヌギの大木が続く林。
やはり来て良かった。水面のキラキラと頭上で輝やく黄金の葉っぱたち。
しばし足を止めてこの雰囲気に浸っていく。
薄暗くて長く感じる谷を登って大岩ヶ岳の東鞍部へ13時10分着。

　昼の陽射しが眩しい谷を南に下って、314mPから南西に延びる尾根にのる。
今度は長い尾根歩きを東山橋まで。意外と長い。人は少ない。
西に傾いてきた陽を浴びる大峰山を眺めたり、駐車場を見下ろす。
東山橋に下りていく斜面が最後の雑木林。ここもいい感じ。

　橋を渡ると舗装道で駐車場に向かう。振り向くと工事の進む第二名神の橋脚が雑木林の黄葉と
対比して冷たく建つ。駐車場に14時40分着。暖かい昼下がり。 やっぱり青空はすごい。