六甲・魚屋道と縦走路少し2016年05月29日

■目的地:六甲・魚屋道と縦走路少し

■日にち:2016年5月29日(日)

■天気:晴れのち曇り

■同行者:単独

■コースタイム:
   有馬ロープウェイ駐車場 発(9:30)~魚屋道~最高峰(11:15)~縦走路~西おたふく山の西Ca885mP(12:00)~

   縦走路~最高峰横~魚屋道~有馬ロープウェイ駐車場 着(14:15)


 昨日午後の雨が上がって良い天気。
久しぶりの六甲への道、緑が深くなってきた。青空を掃いたように雲がはねる。


 魚屋道は木陰の中、日射しは所々に射す。コガクウツギの白い花が目立つ。
においも悪くはない。コアジサイも咲いていた。もう少し上かと思ったが、
早々と登場して拍子抜け。鳥の声がつづら折れの道に通っていく。

 今日はあんまり足が軽くない。ぼちぼち行こう。
炭屋道分岐でおにぎり休憩にしようかと思ったら、赤ちゃんの授乳中でした。
大きなゆりかごのようなリュック。
それなら東屋でと歩きやすい平坦道を過ごすと、こちらは数名休憩中。
ヤマボウシの写真を撮って少し登る。トンネル跡のベンチでかぶりつく。


 青々とした雑木林を登っていきイヌブナの看板を過ぎたころ
前方に黒い線がちらちらと。長虫さんでした。こんな人通りの多い道を
横断するのは命がけかもしれない。なんだか申し訳ないなと見守りつつも
目を避けながら通り過ぎました。


 下りる人たちと行き交いながら一軒茶屋。かき氷の幟が出ています。
山頂までのコンクリ道もゆらりゆらりと登る。もう青空はなかった。
伐採されて見晴らしの良い縦走路分岐、山頂も遮るものはないが遠くは曇って霞んでいる。

 ヤマツツジが残っているかもしれないなと、少し期待して縦走路を西へ下りていく。
イヌブナの木がだいぶ大きくなって木陰が薄暗い。
ドウダンツツジの落花があったので見上げてみると、まだまだプラリプラリと赤く
かわいい花が咲いている。へぇぇ、こんなとこにも咲くのかと見直した。


 ヤマツツジの丘の道はまだ名残が残っていて、良い感じでした。
若いグループとすれ違ったが、話に夢中でこの花には目もくれていない様子です。
西おたふく山の近くは間伐されていて大阪湾が霞んで見える。景色はいいが
森の雰囲気はなくなってしまったなぁ。また大きくなってくるのを待ちましょう。


 記念碑台のアンテナ鉄塔が見える頃、早くも雨粒がポツポツときた。
極楽茶屋跡までの予定を切り上げて引き返すことにします。ウグイスが間近で鳴く。
来た道を歩くも間伐で景色が違うため、今までとは別の山のようです。
山頂手前で20cmほどのオレンジシマシマの蛇にあいました。
黄色に黒の蝶(図鑑で調べるとキモンガのようです)やモンキアゲハにも会います。


 下りになってやっと元気が出てきた。雨に追われてもあってか足は勝手に動く。
ヤマツツジの紅やモチツツジの桃が緑の道に色を添えます。
あの赤ちゃんはまだ上かなと少し心配していたら、先に東屋で休憩中でした。
下りの時分はさすがに人が多い。この天気なのに今から登ってくる人もぽつりぽつりとすれ違う。


 有馬ロープウェイ駐車場のおじさんに手を挙げてあとにする。
意外と多くの花や鳥と蝶、そして魚屋道では初めての長虫にもあうことのできた歩きでした。


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