大寒前、静ヶ池から武庫川展望地巡り2011年01月16日

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     武庫川に落ちる雑木林  (右奥は大峰山)
■目的地:静ヶ池(290m)近くの展望地 <山域:北摂 神戸市北区>
■2.5万図:武田尾
■日にち:2011年1月16日(日)
■天気:曇り時々晴れ
■同行者:単独
■コースタイム:
  道場船坂川の橋 発(11:25)~162m地点取りつき(11:30)~砂尾根(11:45)~百丈岩(11:55)~292.2m三角点(12:00)~
  静ヶ池(12:10)~E地点~採石場西の277m点南(12:30-13:00)~B'地点~鉄塔#173(13:05)~谷~
  静ヶ池北の砂露地(13:40-13:50)~E地点~静ヶ池(14:05)~百聞滝分岐(14:15)~百聞滝南の砂露地(14:20-14:35)~
  静ヶ池(14:50)~D地点(15:25)~C'地点(15:25)~鉄塔#171(15:20)~道場船坂川の橋 着(15:30)

 北摂・生野丘陵というのかどうか判りませんが、年初以来気になる新名神ルートの追っかけ第四段です。
ここ道場に間近の三田は、最低気温が-5℃を下回ったようである。水面が半分凍った船坂川に沿う舗装道を南下。
あの砂尾根の展望が忘れられなくて前回も辿った取り付きから入ります。標高162m地点からの破線道。
時折陽射しがあるものの、北の空は鉛色で雪の所もあります。
 
船坂川
 
船坂川沿い
 羽毛のような冬枯れの谷を見下ろしながら、起立する百丈岩に到着。
今日は通過点なのでさらに三角点を過ごして静ヶ池を目指す。池の西側堰堤の上を歩いた林の入口にE地点の看板があり、
真北に山道が続いています。小さな谷の雑木林から薄い踏み跡を東に見送ってそのまま北進。倒木をいくつかまたぎ
下りにさしかかると、木々の間から相変わらず鉛色の北空が見え始めました。眼下に浄化センターも見えます。
さらに下ると谷から踏み跡が分かれて採石場の上に出る所がありました。標高277mの丘の南辺り。
ここから東に武庫川の谷が見下ろせるのでこの景色を眺めながら昼食にします。
 
点名・亀治(239.8m) の丘   (手前に浄化センター、奥に古宝山)
 
277m丘西の谷
 
B'地点看板 (北は右)
 谷筋に戻ると、大きなクヌギの木がいくつか残る落ち葉の空間。さらに下るとB'地点看板。
鉄塔#173はこの脇の林の中で展望なし。西の谷に下りて落ち葉の中を遡ると昼食ポイントの下に戻ってきます。
さて、さらに戻って静ヶ池北の緩い峠から東の踏み跡に分かれて東の尾根を辿って行きます。
雑木林の中に続いていた薄い踏み跡は、立木の少なくなった小さなコブの上でなくなりました。
北東の斜面に行くと、砂地があって少し下りると北の展望が開けます。
特にお目当ての古宝山へ続く雑木の丘陵地が一望です。不動岩の後に羽束山や大船山がかっこよく聳えます。
 
静ヶ池北の砂展望地
 
不動岩を望む
 しばし眺めてから来た道を静ヶ池北の緩い峠へ戻り、さらにE地点を経て静ヶ池に出ます。
池の南岸に沿った道を歩いてさらに2.5万図破線道のように328.2m三角点の方へ進む。
いくつか枝道が分かれるも素直に谷を南東進。「百聞滝」と赤マジックで書いた板は一番気になるが、
さらに松の多い尾根道を行けば百聞滝南上方になる砂露地に出た。東側に回ると生野の住宅地が見える。
この砂露地から南の方へ出て372m山を経て静ヶ池に戻るルートまでを本日でと思い、しばらく周辺を見て回る。
生野ダム堰堤へは明確に道が下りているが、それ以外は予想に反してヤブっぽい。
すでに14時半を回り、今からヤブに入っては日没近くなるのでここで引き返すことにした。
 
静ヶ池南の道
 
砂露地から生野住宅地 (奥は秀ヶ辻山と国見山)
 静ヶ池を過ぎて西に傾いた陽の射す雑木林を抜けD地点から尾根を北へ逸れます。時折見える眺めは
登りに使った砂尾根の向こう、平田配水場への低い尾根越しに三田の街並み。その北には雪雲の幕。
さらにササに縁取られ良く踏まれた道を北へ下りていくとG地点の看板で高圧線と交叉します。
高圧線に合わせるように巡視道も交叉しており、西の巡視道に入ってみました。この高圧線はほぼ新名神の
ルートと同じなので、今から歩くルートでの景色は早晩様変わりすることでしょう。
 
静ヶ池西の道
 
G地点西の道
 
はしごを下りる
 いったん小さな谷に下りて登り返すと短い砂地の尾根道の後、鉄塔#171に到着。それなりの展望はありますが、
今まで見た景色なので特筆しません。さらに巡視道を西に行くと岩の横から始まる鉄のはしごや落ち葉のプラ階段で
急降下していきます。平坦になった雑木林を抜け出ると、前々から気になっていた「火の用心」プレートのある巡視道入口、
やまびこ茶屋へ向かう舗装道の脇。変化の面白い巡視道でした。
 船坂川の氷は昼をとうに過ぎても少し残っていました。車での帰路、武庫川沿いから眺めた丘を見上げて行きました。

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2011.5.8. BY M.KANE

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