六甲・魚屋道と縦走路の紅灯台 ― 2021年05月29日
■目的地:六甲・最高峰
■日にち:2021年5月29日(土)
■天気:晴れ
■同行者:単独
■コースタイム:
有馬里駐車場 発(10:45)~魚屋道~最高峰(13:00-13:10)~縦走路・西おたふく山手前(13:30)~
車道~一軒茶屋(13:50)~魚屋道~有馬里駐車場 着(14:55)
今年の梅雨入りは早かった、今日はその中休み。2ヶ月ぶりの山歩き、六甲は半年ぶり。
ヤマツツジには遅いし、コアジサイには早いかもしれない微妙な時期です。
調べたらちょうど5年前の同じ日に同じルートを歩いています。が、見えるものは違うのでした。
有馬側の魚屋道登山口に看板有り。もう林道工事は終わってたヤンかと見れば、日付が新しい。
改めて工事をしているようです。
登山口から山道に入ると日陰になって涼しい。早速コアジサイが咲いています。
それよりもコガクウツギの方が満開。山道に沿ってずっと長い距離で咲き匂っています。
いろいろな植物が目に入り、なかなか足は進みません。
ミヤマナルコユリが足もとに花をぶら下げていたり、ヤブウツギが突然現れたり。
コゴメウツギのように以前は小さくて気にならなかった花も、よく見るとかわいらしいものです。
キイチゴの苗の様な草もよく見られます。イタヤカエデの実生もたくさんあります。
先日の雨なのか、所々に流水で削られた痕が見られ、変化していく山道を感じます。
迂回路の取り付きに、秋はきれいに紅葉するコハウチワカエデの若葉です。
迂回路の奥には赤松の大木。イヌブナのような木もある。
高度を上げてお気に入りの水平道はアセビの様な常緑樹ばかりかと思っていたら、小さな赤い落花。
見上げるとまだ花が付いているベニドウダンがありました。こんな所にあったかと嬉しくなります。
白石谷合流部には名残のヤマツツジとフジが見られます。いよいよ一軒茶屋かというところで、
初見参の道標、「最高峰・トイレ」とあるので工事をしていたなと思いだし、新しい山道を登れば立派な
トイレというか休憩所に出た。さらに新設の山道は階段で林の中へ。
ずっと林の中で、展望はないものの涼しいのはこれからの時期、助かるなぁ。
林の中にはポツポツとヤマツツジの花が残っています。
地味な階段を上っていったら、林を抜けるところにベニドウダンが間近に見られました。
3株ほどあってそのうちの2つはぎりぎり階段工事からを免れたようです。
こんな道から突然、最高峰というのは新鮮です。三角点周辺は20名ほどの人が寛いでいました。
登って来た方を振り返ると、三田方面が眺められる。
西おたふく山がよく見える空き地でおにぎり。下のヤブでウグイスがずっと鳴いている。
標高が高ければ、まだヤマツツジが残っているかもしれない、足も調子良いので縦走路を少し歩いてみよう。
最高峰から階段で下りて車道に出る前にヤマツツジ。さらに、車道脇から再び縦走路の山道に入ると頭上に
ベニドウダン、今日はどうしたんだろう。よく見ると斜面上の方にも二株ある。
さらに行くと今度はサラサドウダン。今日はついてるなぁ。
斜面をよくよく見ると10株はありそうです。そんな所だったか、六甲山 ! と見直してしまいます(^^) 得した気分。
いつもヤマツツジを見に行く丘に来ると、やはりピークは過ぎていますが、名残の花が新緑に映えます。
帰りは最高峰をパスして車道歩き。歩きつつ斜面名を見上げれば、車道側もいくつかドウダンツツジがありました。
一軒茶屋向かいの新設トイレに寄ってから魚屋道へ。こんな道標があります。
日陰にはフタリシズカ。
魚屋道途中から最高峰を見返したりしつつ、さっさと下りました。