北摂・豊能町川尻 石仏群めぐり2024年11月09日



■目的地:豊能町川尻 周辺(Ca400m) <山域:北摂・豊能町>
■2.5万図:広根
■日にち:2024年11月09日(土)
■天気:晴れ
■同行者:単独
■コースタイム:
  豊能町中央公民館駐車場 発 [約335m](10:45)~北の谷多尊石仏(11:10)~北の谷不動明王(11:15)~
  法輪姫の塔(11:15)~法輪寺の下[約480m](11:20-11:30)~中の谷多尊石仏(12:05)~北の谷摩崖仏(12:25)~
  役場前でコロッケ休み~余野十三仏(13:10)~豊能町中央公民館駐車場 着(13:25)


 11月に入ってもなんだか暑い。
近場の山歩きは黄葉などまだまだ先の様子です。
でも歩きたいのでどこに行こうか、、、そうそう、豊能の石仏群はどうやろ。
豊能町観光協会の案内図を見ると中央公民館の駐車場に停められるみたいやし。

 ということで、秋風のライダーが多いR423に向かうのでした。
中央公民館で石仏群の案内図を頂くも、少しアバウト(^^;;
豊能町観光協会の案内図がおすすめかと。
 余野川を渡ります。

 清々しい秋晴れの中、地図で確認してホイホイと山の方へ向かいます。車道です。
南東の山が気になります。

 ほう、乗馬クラブがこんなところにあるのか。コナラかアベマキの大木もある。
と思えば植林の中を切り開いた薄暗い道。   その先は、里山の風景でした。
でも、所々あきらめられている田畑もあります。

 町が設置した道標はとても助かります。その指示に合わせて高みへ登っていくと雰囲気満点のこんもり。

 日差しに影が混じっていかにもという雰囲気。里の人々が守ってこられた様子がうかがえられます。

 さらに車道を登ると、また看板があります。改めて案内図を見ると確かに。

民家の中にまぎれてたたずんでいました。

法輪寺へは車道とはいえ少し高度を上げます。見えてきました。立派です。
このお寺は後ろにそびえる光明山を号しています。

その先に姫の塔です。

 お寺の下で景色を眺めながらおにぎり休憩。
さて、下の中谷にある石仏へ向かいます。車道のカーブから南南東には戸知山と思しきピーク。

 さらに下ると、明ヶ田尾山の北面もいい姿です。

 中の谷に入って、道脇の奥に石積が。
特に説明板はないようですが、里の人々に守られているように見えます。

 道標が府道の北へ指すので登ってみると、ありました。

 この先をさらに登ってみたら、歩いた府道にまた合流。周回していました。
 少し下って気になっていた分岐を左へ入ってみます。少し暗い道。

 北の谷摩崖仏の説明板があるもよくわかりません。足元の谷へ踏み跡があるので下りてみると
振返ったらありました。

 その先は朝に歩いた見覚えのある道に合流、何だこうなっているのか。歩いて面白い。
町役場の方へ下っていくと先ほど中腹を歩いていた光明山が聳えています。

 小さなローカル的スーパーにコロッケの看板。ちょいと気になり、一つ求めました。うまい。
余野川から東に分かれた支流の先に田畑が広がり、ついでに行ってみようとおもった石仏が小さく見えます。

 大きなグランドをぐるりと周って田んぼの間を歩けば、立派にまつられた余野十三仏です。

 まだまだ、周辺には巡りきれていない石仏が点在するようですが、今日はこの辺で。
風情の残る仏様の数々、素朴でいいものです。よくぞ守ってくださいました。
ありがとうございます。

丹波・黒井城跡2024年10月12日



■目的地:城山 (356.8m)    <山域:丹波・丹波市春日町>
■日にち:2024年10月12日(土)
■天気:晴れ
■同行者:単独
■コースタイム:
   興禅寺 南駐車場 発(10:35)~健脚コース~Ca170m展望ベンチ(10:55)~
   石踏の段Ca290m(11:15)~保月城址[山頂](11:25-11:40)~
   石踏の段(11:50)~一般コース~興禅寺 南駐車場 着(12:10)

 今夏は酷暑が続き、10月になってもなお暑い。
冷房に浸ってばかりで歩いていないので、一段と足が衰えている。
お手軽で未だ行っていない所へ。

  篠山IC出口は渋滞が始まっています。みなさん、秋の味覚でしょうか。
春日ICも出口は少し待たされました。インターから出るとほどなく姿を見せます。

 昔ながらの町屋を縫って興禅寺の南側の駐車場へ停めました。先客1台。
トイレを済ませて北に見える城山を目指します。

 興福寺は、春日局生誕の地です。大河ドラマで放映されていた頃は記憶していたかもしれませんが、
何年か過ぎると記憶の外でした。人間というものはいい加減なものです。
お城のような壁と堀の側から民家の間を抜けると登山口に着きました。


 右手の急阪コースを採る。長い階段の後に獣害防止の扉があります。


 岩が向きだして、緑に囲まれた静かな登り道。それほど急とは思われません。いい山道。

 やがて露岩のような展望地に着いた。ふりかえると向山が大きい。眺めてひと息つく。
三段曲輪跡を過ぎると、左手の谷側には所々、大木が聳え「ツブラジイ」の樹名板もあります。
直径30~50cmほどあるので、樹齢は100年前後かもしれない。兵どもの夢の後に育った世代かな。

 常緑樹の多い緩い登りが続き、「本丸まで 400m」の看板が立つ。
「太鼓の段へ」の看板を過ごしてひと登りすると「石踏の段跡」、赤い社のような建物。
ここからも南が展望出来て、向山が広がるように眺められる。まさに向かいの山。

 山道はいよいよ険しい雰囲気になってきて


 いよいよという感じに


 頭上がひらけました。


 山城なので、展望は抜群です。東の妙高山方面。未踏です。(^^;;

 石垣も残っています。風化や人の往来による崩れ対策が大変のようです。
できるだけ指定されたルートを歩きましょう。

 本丸の段に着きました。360度です。


 北西の方にかつて上った五台山から南に続く五大山の山並み。いいなぁ。
余力あらば千丈寺山への稜線もと思っていましたが、城跡を保つべきと断念。

 足元を見れば、気せずしてうすむらさきの花が咲き誇っています。


 引き返して前方には、多紀アルプスから西多紀アルプスの山並み。

 駐車地も見下ろせます。


 「石踏の段跡」からはゆるやかコースに入ります。歩きやすい下山道

 途中にひらけた所があり、最後の展望地。


 尾根から谷に入り、登山口に出てきました。

ウグイスに励まされて 北摂・中山2024年04月27日



■目的地:中山(478.0m) <山域:北摂・宝塚市>
■日にち:2024年4月27日(土)
■天気:小雨のち曇り
■同行者:単独
■コースタイム:
  自宅=バス・電車=阪急中山観音駅
  シンボル広場の上(10:50)~夫婦岩園地(11:10)~奥の院(11:40-11:50)~最高峰(12:25)~
  基準点No.4(13:00)~361.6m三角点(13:35)~中山縦走路東端分岐(14:20)~
  満願寺(14:35)~湯山台バス停 着(14:50)

 今年の大型連休は長い人で10日とか。ラジオでも言っていたけど、私は今までも
大型連休です。今日は小雨予報ながら昼からは大丈夫らしい。近年の暑さは5月を前に
しても侮れず、こんな曇りの日が狙い目かと重い腰を上げるのでした。

 連休初日にしてはバスも電車もそんなに多くない。中山観音はお参りで賑わっています。
門前を過ごして、うろ覚えの登山口なるシンボル広場を目指すも住宅地で迷ったか、
シンボル広場を直登する道の途中に合流した。

 いよいよ奥の院参道である。この道を登るのは初めてかもしれない。丁石が出てくる。
既にミツバツツジは花を落とし、モチツツジが柔らかなピンクで咲き並ぶ登り。
ウグイスの声がそこここから響きわたる。ガマヅミの白い花も多い。
もう昼前なので、下りてくる人とすれ違うのは一人二人ではない。


 夫婦岩から登ってしばらくすると十三丁は、保安林管理道と交差する。
ツクバネウツギの白花を愛で、十五丁から先はうっそうとした樫などの常緑樹の中を登る。
ほどなくして立派な奥の院にたどり着いた。



 ここで庇を借りて昼食。その間、いろんな人たちがお参りに来られていた。
それぞれに大切な願いをもって参られているのかなと、場違いの自分を感じました。

 最高峰までは、こんなにアップダウンがあったかと古ぼけた頭の中の地図を更新するのでした。

 途中では20名ほどのハイカー待ちもあったりして、こんな天気でも人気の山です。
山頂には単独おばさんが昼食、小さな子供二人の家族、おじさん二人組。
雨上がりの展望はどんよりしています。
 ここから北へ大峰山、西に戻って清荒神など、どちらに行こうか決めかねていたのですが、
東へ縦走路をたどることにしました。いきなり中学に上がったばかりかの少年達とすれ違う。
これも住宅地に近い山の連休の風景かもしれません。

 こんなにも長い距離、くすんだ薄水色の金網が道の両側に続きます。ウグイスは鳴く。

 ヤマツツジの紅が2株ほど見られました。早くもツツドリの声も聞こえてきた。

 いよいよ展望が楽しめる基準点の露地に着くかなと思ったら、ここもハイカーでごった返していました。
少し空いたスペースから北の眺めをシャッターに収めて先に行きます。

 暖かい雨で緑は山道をふさいでしまうような勢いです。間近でホーホケキョとシッポを振って鳴いている。

 満願寺西山が定着してきた361.6m三角点を確認し、さらに中山縦走路東端露岩の上で小休止。
六甲の上はまだ雨雲がかかっています。

 大袈裟かもしれないが、ここでケガしてはいけないので、小雨もあった岩で滑らないよう
カメラはリュックにしまい、手袋をはめて慎重に露岩を下っていきます。
 無事に下りた東端分岐にもモチツツジが咲いていました。

 ここからは藤が丘住宅地を下りていきます。民家の横で、もうホウノキが咲いている。
満願寺のバスは出た所のようなので、湯山台まで歩くことにしました。

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