木曽駒ヶ岳 (前編)2013年08月19日



■目的地:将棋頭山(2730m)・木曽駒ヶ岳(2956.0m)
■日にち:2013年8月19日(月)
■天気:晴れ
■同行者:単独
■アクセス:
  8/18 自宅(12:30)=豊中IC=名神道=小牧JCT=中央道=駒ヶ根IC(17:00)=
              =県道202=桂小場(18:00)<下見>=JR伊那駅前のホテルで一泊
  8/19 ホテル(4:00)=県道202=桂小場登山口前の駐車場(4:50)
■コースタイム:
    桂小場 発(4:55)~西駒山荘(9:47)~木曽駒ヶ岳(12:40)~濃ヶ池(14:55)~桂小場 着(18:30)

      <詳細>
    桂小場1240m 発(4:55)~野田場(6:07-6:15)~横山分岐~馬返しCa1910m(6:40-6:45)~
    大樽小屋Ca2070m(7:15-7:20)~胸突ノ頭2580m(9:07-9:15)~分水嶺(9:18-9:25)~
    西駒山荘(9:47-10:00)~将棋頭山2730m(10:16-10:30)~遭難記念碑(10:45)~
    濃ヶ池分岐2675m(11:05)~木曽駒ヶ岳2956m(12:40-13:00)~中岳(13:23)~
    宝剣山荘2865m(13:36)~駒飼ノ池2715m(14:07)~濃ヶ池2655m(14:55-15:00)~
    濃ヶ池分岐(15:15)~西駒山荘(15:57)~胸突ノ頭(16:23)~馬返し(17:31)~
    野田場(17:44-17:50)~桂小場 着(18:30)

 今年の夏山行き先も紆余曲折であった。候補地は早くからいろいろあったし、
山上のご来光をまた見てみたいなと、今年こそはテント泊を目論んだのでよりどりみどり。
しかし、寒がりの装備は新調したリュックに入りきれず、重量も10kgをはるかに越えて
長時間担げず、尻切れトンボ。そうはいっても、一応六甲には週一通いで体力維持に努めた。
が、そのたびに短距離なのに力不足を思い知らされ、こんなんではアルプスなんて無理やろぉ、
といやがうえにもすり込まれていくのでした。

 今年は南アか中央アにしたいなと思い、アプローチの多彩な木曽駒ヶ岳が視中に入る。
ロープウェイは人が多いので最初から外すが、木曽駒高原などの麓からでは日帰りが
厳しい。登山口にテント泊で早朝発も考えたりする。たまたま本屋で手に取ったヤマケイ・
アルペンガイドの11巻「中央アルプス」を見ていると伊那側登山口のひとつ桂小場は
駐車場もあり、登山ルートも地元の遠足利用で歩きやすそうだとわかってくる。


 しかし、夏休みに入っても具体的な出発日や行動時間を決めようとしない私。
Webでヤマレコなどを覗くと強者どもの中央ア日帰りレポートがいくつもあがっており、
自分も行けるんじゃないかと錯覚する。そのうち一昨年読んだ「聖職の碑」に関した
記事に出くわし、今年は事故から百年目ということだ。それなら追悼登山もいいかなと
大義名分が出来る。木曽駒ヶ岳まで行かなくても、手前の将棋頭山でいいじゃないか、
ここからの駒ヶ岳の眺めが雄大というふれ込みも目にしたし、...

 小黒川キャンプ場は空きがないようなので、ビジネスホテルを探す。温泉付きの手頃な
ホテルを見つけたがすぐには予約せず。時が過ぎると満室になる日も出てきたので
少し焦って前日に予約を入れた。さぁ、きちんと計画しないとなぁ。(^^;;

 8月18日、長い渋滞もなく順調に距離を稼いで駒ヶ根ICを下り農免道路を北上していく、
左に中央アルプス、右に南アルプスの贅沢な眺め。
予定通り、登山口の下見をしに行く。小黒川沿いに県道を遡ると「天狗」というバス停
キャンプ場を過ぎて信州大の宿舎を登山口かなと間違えて戸惑う。さらに少し上がると
正しい桂小場登山口。10台は停められそうな広場がある。




 ホテルに入り、温泉からあがって調達した夕食の後、しばらくして早めの就寝。列車の音や暑さで
何度か目が覚めた。3時半ごろにも目が覚める。もう少し寝たいの誘惑もあるが、昨年を思い出す。
起きた時は暗くても支度をして車で登山口に移動する間に夜が明けてしまったのである。今回は
ちょっと早いが思い切って起きることにする。ホテルを4時にチェックアウト。コンビニで昼食を買い
昨日から二度目の桂小場登山口 に着く。まだ薄暗い。車は先着一台のみで少し寂しい。



 ヘッドランプを使おうかなと思うほどまだ薄暗い。
昨日下見していたので登山届をポストに入れて出発。あくまで目的地は将棋頭山。
2.5万図には上の人工池から川のような水色の線が東に出ているが、下の発電所へ水を引く
鉄パイプの水路であった。すぐに「標高1300m」の小さな道標が足下に現れる。
背の高いササの間の道。谷筋で崩壊地を回避するルートの案内に従う。少し高巻いて元の
ルートに戻ると、まだ薄暗い谷に大きな桂の木が現れて、ぶどうの泉に着く。思ったほど水量ない。
そのまま先に進んで軽快な斜度で山道が続く。東から朝日が射してきた。このちりめん坂、なかなか
歩きやすい道である。朝の涼しさも助けてかすいすいと足が動く。出足好調。


谷向かいに見えるは将棋山、その鞍部に小さく山小屋。まだまだ遙かな高みである。

快適な登りのちりめん坂。ブドウの泉は薄暗かったのでパスしたが、汗も出てきた。
野田場の清水はとてもありがたい。冷たい。顔も洗う。気持ちいい。

















以下、編集中です... m(_ _)m



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