加賀白山 チブリ尾根のブナ林へ2020年10月20日

                   (今回の折り返し地点から望む御前峰)

■目的地:加賀白山・チブリ尾根のCa1500m展望地
■日にち:2020年10月20日(火)
■天気:晴れのち薄曇り
■同行者:単独
■コースタイム:
  市ノ瀬駐車場 Ca830m 発(10:30)~猿壁堰堤(11:00)~水飲場分岐 Ca1180m(12:00)~
  尾根にのる(12:15)~Ca1500m展望地(12:35-12:50)~
  水飲場分岐 Ca1180m(13:20-13:25)~猿壁堰堤(14:05)~市ノ瀬駐車場 着(14:25)

 天気と予定とがなかなか合わず、17日に初冠雪となった白山。今年最後のチャンスかなと行ってきました。
出発遅れやし単独やし今年は熊出没も多いので、無理せずチブリ尾根の途中で引き返す前提です。
 ビジターセンターのある市ノ瀬駐車場、晩秋平日は数台のみ。ガラガラです。

 バス道から分かれて柳谷川の工事道を歩きます。砂防工事の警備員さん、お疲れ様です。
別山はチブリ尾根の端 (中央) に隠れているようです。

 工事道から林の中に入りました。この雰囲気でもうわくわく、でも熊がいたらどうしよう (^^)

 あれっ? 10分程度で林を抜けて工事道。丁寧な指示板や横断歩道があります。

 少し薄暗い林を抜けると大きな堰堤の脇、「猿壁堰堤」です。向かいの斜面には別当出合へのバス道が見えます。

 いよいよブナの森の中へ入っていきます。下の方では工事トラックの音が時々聞こえる。

 大きな木がぽこぽこ出てきます。トチノキも大きい。

 ブナも大きい。久しぶりに見る大きさに感激の連続。


 奥に広がる空間にもずっとブナの森。


 森のギャップから見えた天井壁や観光新道の尾根。立ちはだかってますねぇ (^^)

 巻き道からいよいよ道は登り加減になってきた。

 四兄弟ブナ。

 途中に沢の流れはいくつかあったので、もう過ぎたかなと思ったら、意外と高い所で「水飲場」。
この道標からさらに入るようですが、先を急ぎます。

 木々の上が開けてくるたびに、もう尾根に乗るかと期待するもまだまだ。この先辺りで本日唯一の山行者と
すれ違う、単独ご年配の方でした。

 尾根上でなくとも視界が開けるところがあります。天井壁の奥に釈迦岳。

 さらに観光新道の尾根から御前峰。中腹より下の方へと紅葉が下りてきています。

 やっとこさで尾根に乗るかな (^^)

 尾根上すぐにあるコブつきのブナ。

 一転して錦繍の歩きが続きます。

 そろそろ引き返すタイムリミットにしている12時半だけど、ずっと歩いていたい。

 ブナもまだまだあります。

 この眺めで区切りをつけました。しばし堪能しつつおにぎりを頬張る。

 できれば避難小屋までとか、別山が見える所までと思って登ってきたが引き返します。黄葉も名残惜し。

 尾根上から斜面へ戻ると再びブナの森。

 「水飲場」を過ぎてから下の方にもある沢のひとつ。

 まだまだブナの森。

 工事道から振り返るチブリ尾根。あの辺に居たんだなと実感がわく。

 市ノ瀬に14時半着、意外に早く下りたので余裕を取りすぎたかと後ろ髪を惹かれる。
でも、この余裕があるからこそ無事に下りてこられたことにします。車での帰路、別山が見えた。

 北陸道のPAでおろしそばに舌鼓をうち、谷口屋の「おあげ」を買って帰りました。
その濃厚な風味はしばらく我が家のブームとなりました。

真夏の六甲・記念碑台から最高峰2020年08月16日



■目的地:六甲・最高峰
■日にち:2020年08月16日(日)
■天気:晴れ
■同行者:単独
■コースタイム:
   記念碑台駐車場 発(10:05)~ガーデンテラス(10:40)~縦走路~最高峰(11:40-11:55)~
   ガーデンテラス小休憩(12:40-12:45)~記念碑台駐車場 着(13:15)

 去年の夏も暑かったが今年も暑い。特に今年は梅雨が長く、明けた途端暑くなった。
山から下りてきたら浜松は40.9℃という報道もあった。
連日の猛暑から逃れるにはやはり山かと、近場の六甲へ期待して向かうもそんなに変わらない。
ただ、木陰のそよ風は生き返りました。

 午前10時、ガーデンテラス近辺は観光客が増えてくる時間です。
記念碑台駐車場では、出入り口ゲートに人がいて、帰りは駐車券をゲストハウスで貰ってください、
とのこと。無料じゃなくなったのかなと思いきやそうではありませんでした。 
 あと数台で満車のところに滑り込み。車を出るとそんなに涼しくない(^^;;



 六甲山小学校の前を通っていく。「アリマウマノスズクサ」の絵が掲示されていました。
花はあまり期待していなかったのですが、道脇にはゲンノショウコの白花やキツリフネ、
オニユリなどが咲いていて意外と楽しませて頂きました。
山上縦走路は新たに伐採されている所があり、見晴らしが利きそうですが、今日は水蒸気で大阪湾は
もやったように見えます。みよし観音の辺りもすっきりしています。



 ガーデンテラスを過ぎてやっと山道らしくなってくると、ぼつぼつと花が現れてきました。
オカトラノオやアジサイの残骸、ツリガネニンジンにホツツジ、ヤマホトトギスが咲いています。
木陰に通るそよ風は心地よいものの、日向に出ると暑いのは下界と一緒でした。



 最高峰は平均3人ほど、多くて10人。木陰がないので、みんな写真を撮ると早々に下っていきます。
見晴らしは遠くまでとは行きません。下界ではあまり聞かない種の蝉の鳴き声に包まれています。




 帰りは、人が増えたガーデンテラスの自販機で水分補給し、昼過ぎになってもポツポツと行き交う
ハイカーやトレランの人々とすれ違って記念碑台に着きました。
 駐車券を貰いにゲストハウスに寄ると、ビジターセンターで「六甲の蝶標本展」をやっているそうな。
少し興味があるのでよってみることにした。きれいな蝶に会えて幸せでした。幼虫(イモムシ)の絵や
蝶の種類に対する食草のパネル展示など興味深い催しでした。
 ちなみに、縦走路ではマスクをしたハイカーには会いませんでした。一人だけフェイスガードの人が
現れた時はオォッて感じです(^^)

北摂・深山2020年04月25日



■目的地:深山(790.6m) <山域:北摂・丹波篠山市・能勢町・丹南市>
■2.5万図:福住・埴生
■日にち:2020年4月25日(土)
■天気:晴れ (山頂風強し)
■同行者:単独
■コースタイム:
  ささやまの森公園P 発(11:20)~雑木林の道(松原尾)~蛇岩(12:00-12:05)~
  船谷山(12:35)~深山山頂(12:50-13:10)~深山南峰(13:20-13:25)~東面の新林道~
  深山山頂(13:45)~船谷山(14:00)~蛇岩(14:25)~雑木林の道(松原尾)~
  ささやまの森公園P 着(14:55)

 公園は県の要請で休園中です。八幡谷ダム湖畔の桜たちは花びらを落とし尽くしたばかりで
まだ赤い萼がたくさん残っている。斜面は若葉。ぽつんと霞桜、それらの陰に薄紫のツツジと
彩り鮮やか。

 まずは屋根の上に見える尾根に向かいます。

 まま谷の入口近くから植林の中を登る。雑木林に変わり満燈山が見え始めると冒頭のミツバツツジ。
そして尾根の先にある東屋でひといき。見晴らしが利くように少し伐採してありました。
奥に見えるは丹波篠山の小金ヶ岳から峠山の峰々。

 松原尾の雑木歩きの始まり~

 鉄塔を過ぎてさらに良い感じ

 蛇岩の下から仰ぎ見る

 蛇岩から船谷山の左奥に深山山頂

 柳ガたわ (Ca530m)の植林も大きくなってきた。

 いくつか岩も出てきます。

 さく谷の頭にまた騙されてしまった。その上りから弥十郎方面。

船谷山

北尾根はまだ若葉が少ない。

山頂を仰ぐ。

山頂下から歩いた北尾根と多紀アルプス。

 山頂から南東方面は半国山やポンポン山。

 南峰へ向かうと新しい道が出来ていて様変わりにびっくり。

 南峰の懐かしい姿。道標が増えています。

 南峰から南の剣尾山と横尾山

 振り返るとこれまた懐かしい観測ドーム。

 帰りは少し東にそれて新しい林道を歩いてみました。植生がずいぶんと変わってきています。
 山頂でもう一度眺めを堪能し、北尾根を引き返しますが、少し脇にそれて西面のゆる谷へ。
若葉もミツバツツジの薄紫もまだまだこれからの様子。

 船谷山から北へ下り、さく谷の頭から薄い若葉ごし山の端。

 林間にはひそやかにミツバツツジ。

 蛇岩を過ぎて松原尾へ

 東屋から見下ろす。

 尾根の際には涼しげなベランダが出来ています。

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